回顧
光陰矢の如しと言うが、体調崩してからの時間はあっというまだった。
生きてる状態と動けない状態の繰り返し。
悪い時は死の待合室に座っている様な状態さえ覚えた。
ただ、今は回復している。時間はかかったけど、これが生きている生き物の力なんやなと実感した。
つまり、外部から刺激や治療を施しても、治す事は出来ない、治るのは生き物自身が持っている力だという事。
この治る時間が個々に違う。ある人は数ヶ月、又ある人は数年かかるかもしれない。
個人の境遇、環境、余裕、が違うからだ。
自分は運良く、実家で生かしてもらえた。
一人暮らしや頼れる人がいなかったら、多分自殺をしていたと思う。
まぁ、生きてる間の浮沈があるのが生きるというものだろうし、人生の収支がプラスになればいいだけの事取り返しのつかない事というのはあんまり無いんじゃないかと思う。
生きる事には障害が付き物だ。しかし、それに抵抗する事が生きるという事だし、その抵抗や摩擦が楽しさや嬉しさ喜び、様々な感情を創るのだろう。